現在までの経緯を教えてください
今ではIIJプロテックの社長を担ってますが、ITとは違う様々な仕事で生計を立てていました。
当時、結婚しており周囲からの圧力もあったため「そろそろ定職に就こう」と動き出した中、友人の紹介で出会ったのが井上顧問でした。そして人生初めての就職先がこのIIJプロテックです。入社当時の私は、外回りを通して他社の現場から刺激を受けることが多く、興味深い分野のリーダーの元に訪問し話を聞くなど、とにかく必死に自己スキルを上げていきました。それを繰り返していくうちに、その行動力を評価されたのか課長という役職を頂き、お客様の信頼を獲得しつつ井上顧問と共に会社を大きくして来たのが今までの経緯です。また当時は、一つの仕事だけではなく何足もの草鞋を履く時代だったので、営業の傍でISMSの認証資格を取得したり、派遣の事業登録をしたりと、様々な事に挑戦しました。また、自身のワーキングホリデーの経験から「出会う人を大切にしたい」という思いがあり、社内でも積極的にコミュニケーションを図ることを意識していました。ひたむきに行動を繰り返していくうちに部長、事業部長と役職が上がっていき、現在の代表取締役社長という役職に就かせて頂くことになりました。
IIJプロテックのようなIT業界で、未経験者を採用することに対してどのような考えをお持ちですか
弊社はIT業界未経験の人材が99%を占めているので基本的には社員の大半が知識ゼロの状態からスタートしています。
一日一日必ず実力が付いていく業界だと考えているので実力主義というスタンスはとっていません。私自身「社員は家族」と考えており、大切に育てようと思っています。親は子供を「この子は出来ない子だからいらない」と放り出さないですよね。これは社員も同様、出来ないからと言って見放すことはしたくないと思っています。IIJプロテックは、出来なくても頑張ってくれている素直で堅実な社員を大切に育てていこうという方針を持つ会社です。経験、未経験関係なく活躍できる人材を輩出し続けていくことを大切にしています。