マネージャーとして、後輩、部下に接する際、普段から意識していることを教えてください。
社員を我が子の様に、自分の心配より社員の心配をしている事が多いです
第一は、メンタル面も含めて健康であるかどうかを日頃から意識するようにしています。会話の中で「何となく顔に元気がない」「話をしていても何故か暗い感じがする」などの違和感を感じた時はいつも以上に気に掛けます。メンバーの健康状態を見極める事が得意であると自負していますが、見極められない事もあるので、積極的にコミュニケーションを取る事を大切にしています。直接会って対面で話せば「実は・・」と悩みを切り出して来てくれるメンバーも沢山いるので、コミュニケーションの大切さを改めて感じる場面も多いです。また、全員に共通して「気楽にやるように」「難しく考えないで」「ダメならダメでいい!」と伝えるようにして、あまり重たいプレッシャーを与えない事も意識しています。メンバーが100人いるという事もあり、自分の心配よりもメンバーの心配をしていることの方が多いです。メンバーを我が子だと思って接することがチーム全体のマネジメントをしていく上で1番良い方法だと感じています。
教育方針(どんな後輩になって欲しいかなど)について教えてください。
「常に向上心を持ったエンジニアになるように」
「現状に慢心しない」「初心を大切に」の2つは常々伝えるようにしています。この業界にいると新しい技術が常に入ってくるため、日々勉強をしなくてなりません。資格取得なども若いうちに諦めてしまう社員が多く、役職についてから全く資格を取らなくなる社員が多いことも事実です。何事もそうですが、諦めてしまうとそこまでになってしまいます。逆に日々勉強を重ねる事ができれば、今よりもっと良いエンジニアになることができると思っているので、「常に向上心を持ったエンジニアになるように」と伝えています。また、やる気スイッチのようなものを持っている社員には、本人がやりたいことを実現できるように、私も誠意を持って動く意思をしっかりと見せるようにしています。すると、難しい資格なども取得して自分で道を切り開いていけるため、そのスイッチをうまく刺激してあげられるように意識し接しています。

